『スタディ・ジャーナル』2026年1月号

person holding dandelion flower

2025年の6月にスタートしたスタディ・ミーティング。丸8回をかけ、一昨夜ようやく長い長いステップ1のトンネルを抜けました。

ステップ1のスライドの最後のページに用意していた二つの質問:

「ステップ1で何を認めるのか?」
「私のステップ1の真実とは?」

それぞれがこれらの問いを明らかにすることを目指してここまでステップ1の学びを進めてきました。

一つ目の質問の大枠は共通するものであると考えます。

・アルコホーリクや他の人たちの行動、私たちが受けたアルコホリズムの影響に対して無力である
・それらを自分の力でどうにかしようとしている
・それによって人生がどうにもならなくなっている

しかし自分の力でどうにかしようとしている「対象」は、必ずしも共通のものであるとは限りません。

ここで『ロイスの物語』を読みました。これは How Al-Anon Works の第二部、AL-ANON EXPERIENCES(43編の個人の物語を収録)の最初の物語です。正にアラノンは、ロイスのストーリーから始まりました。

4ページにも満たない短い物語ではありますが、上の問いに対する彼女の経験をこの中に見つけることができます。
もちろん、あの有名なシーン(他のアルコホーリクたちを助けることに夢中のビルに腹を立てたロイスが “Damn your old meetings!” と叫んで靴を投げつけたというエピソード)も描かれています。

この出来事は、間違いなくロイスが自分の問題に向き合うきっかけとなったことでしょう。
けれど、私がもっとも心を動かされるのはもう少し後のところ。
自分が結婚生活のすべてを懸けてあらゆる努力を尽くしても叶わなかったことを、別のアルコホーリクが瞬く間に成し遂げてしまった。その事実によってプライドが傷つけられた、というロイスの自白です。
AAの創始者の妻として、自分のそのような心境を正直に認めるのは容易くなかっただろうと思うからです。

一方、私の目標は自らの力で自立できることを親の前に証明することであり、私が夫を良くすることではありませんでした。

最後まで諦めず、敗北を認めることができなかったものは何であったでしょうか。それが私たちのステップ1の真実であると考えます。

次回のスタディは、2月1日(日)20時です。いざ、ステップ2へ。皆さんの参加をお待ちしています。